3次元CADで作ったプレス部品モデルをもとに、金型設計に必要な機能を備えたプログラムの開発を進めています。解析分野は、まだまだ経験も少なくこれからの展開に期待しています。
QUICK BLANK DESIGN Nextには、その対象とする形状が異なる「ONE-STEP法」と「すべり線場法」という2種類のブランク展開手法が用意されています。「ONE-STEP」法は、複雑な形状を比較的深さの浅いものにオールラウンドに対応します。「すべり線場法」は、比較的単純な形状で深絞りを必要とするものに適応します。
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ブランク形状を求めるための計算には様々な手法が開発されていますが、このプログラムでは、ONE-STEP法といわれる手法を採用しています。 このプログラムは(株)先端力学シミュレーション研究所(FEMソルバー)とキャムタス(株)(プリ・ポストプロセッサ)による国産初のブランク展開ソリューションです。
すべり線場理論を使った逆解析を行います。絞り抜きおよびフランジつきの深絞りのブランク形状、多段深絞りのブランク形状を 異方性を考慮して、計算することが可能です。 ダイとブランクとの周長比がレポートされます。深絞り加工が可能か検討できます。